何も起きていないのに、どこか緊張している。
休んでいるはずなのに、体が休まらない。
人と会ったあと、ぐったりと疲れてしまう。
「どうして自分はこんなに弱いんだろう」
そう感じたことはありませんか?
でも、もしかするとそれは
性格の問題ではないかもしれません。
それは――
脳の“危険センサー”が働きすぎている状態かもしれないのです。
🌿 ひとりで抱えなくていい 5回シリーズ
もし今、
理由のない不安が続いていたり、
「また戻ってしまった」と感じているなら。
大丈夫です。
このシリーズは、
そんなあなたのために書いています。
一気に変わらなくていい。
無理に前向きにならなくていい。
読むたびに、
少しだけ呼吸が深くなるように。
自分を責める力が、ほんの少しゆるむように。
――――――――――
【第1回】理由のない不安が続くのは、あなたが弱いからではない
【第2回】頑張っても戻れなかった、本当の理由
【第3回】脳の危険センサーが働き続けるとき
【第4回】「整える」という回復の考え方
【第5回】あなたが回復できる理由
――――――――――
今読んでいるのは → 【第3回】
脳には「危険を察知するセンサー」がある
私たちの脳には、
危険をいち早く察知する仕組みがあります。
物音、表情、空気の変化。
わずかな違和感を感じ取ると、体は一瞬で“守りモード”に入ります。
- 呼吸が浅くなる
- 心拍が上がる
- 筋肉がこわばる
- 思考がネガティブに傾く
この働きに深く関わっているのが、
「扁桃体」と呼ばれる部分です。
これは壊れているわけではありません。
むしろ、とても優秀な防御システムです。
問題は「壊れている」のではなく「働きすぎ」
敏感な人ほど、
このセンサーは精度が高い傾向があります。
人より多くの情報を受け取り、
人より早く“異変”に気づく。
それは弱さではなく、
本来は生き延びるための力でした。
ただ一つ問題があるとすれば――
危険が去ったあとも、
センサーがオフになりにくいこと。
ずっと警戒状態が続いてしまうのです。
なぜ、心だけ整えても戻れないのか
ここで、多くの人がつまずきます。
「前向きに考えよう」
「気にしすぎないようにしよう」
そうやって心を変えようとする。
でも、体がまだ危険だと感じていたら、
ブレーキが効きにくい状態のままです。
例えるなら――
アクセルを踏みながら、
ブレーキが固まっている車のようなもの。
止めようとしても止まらない。
頑張っているつもりなのに疲れてしまう。
これが、
心・体・思考のどれか一つだけを整えてもうまくいかない理由です。
回復には、
3つの方向からのアプローチが必要になります。
- 心(安心の感覚)
- 体(呼吸・リズム・感覚)
- 思考(距離の取り方)
どれか一つではなく、
少しずつ噛み合っていくことが大切なのです。
それは「弱さ」ではなく、守りが続いている状態
もし今あなたが、
- 理由のない不安が続く
- 休んでも疲れが抜けない
- 何かに追われている感覚がある
そう感じているなら。
それは怠けでも、努力不足でもありません。
ただ、
脳が守り続けているだけ。
そして守りモードは、
再調整することができます。
安全を繰り返し体験することで、
少しずつ静まっていきます。
回復は、
「頑張ること」から始まるのではなく、
「安全を思い出すこと」から始まります。
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もしここまで読んで、
「自分が悪かったわけじゃないのかもしれない」
そう感じたなら、
その感覚を大切にしてください。
敏感な人ほど、
回復には“理由”があります。
その理由をまとめた無料ガイドを用意しました。
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